壁面緑化に苔(コケ)を利用する取り組みについての話題です。(以下、中日新聞より)
ビルやアパートの屋上、
壁面の緑化に使用する
コケを育てる取り組みが、多賀町一ノ瀬で進んでいる。住民が昨年夏から栽培を始めたコケは順調に生育中で、「地域をあげてヒートアイランドに待ったをかけたい」と関係者は意欲を燃やす。
取り組んでいるのは特定非営利活動法人(NPO法人)「モスグリーンEco」。メンバーは県内の団塊世代を中心に17人。発起人の大辻誠男さん(66)は40年離れていた故郷(一ノ瀬)の田畑が高齢化などで休耕田となっている現状を目の当たりにし、一念発起した。
緑化に使用されている芝生に比べ、コケは栽培に手間がかからないといわれ、昨年7月から200平方メートルの休耕田で栽培。地元住民らが週に数回、水やりをするなどして大切に育て、荒れ地だった田は色鮮やかな若草色のコケで彩られている。
木のパネルにコケを張り付ける加工作業は、同町の授産施設「杉の子作業所」が請け負い、製品化に燃える。すでにコケで外装断熱緑化パネルをつくるNPO法人グリーンアライアンス(神戸市)の担当者は「コケのパネルは実際に個人宅や学校の外壁にも使われている。表面温度が約9度下がった結果も出ている」と話す。
大辻さんは「農山村地域の再生と環境保全に貢献できる取り組みだと思う。安定供給できるよう、地域ぐるみで挑戦していきたい」と話している。
2008.5.14 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20080514/CK2008051402010979.html
theme : 地球温暖化・地球問題について考えよう。
genre : ライフ